ネオンサイン・アンバー

ネオンサイン・アンバー

2016 • 174 pages

床<フロア>ごと鼓動しているようなクラブで
緒方(おがた)は、客のひとり、サヤと出会った。

サヤはいつも違う女を連れた、アンバー色の肌をしたギャル男。
正直、苦手なタイプだった。
ところが、偶然サヤに金を貸し、
お礼に手料理の朝食をおごってもらうことになる。

真夜中に見る軽薄なサヤとはちがう、
ていねいに作られた食事。
緒方は加速度的にサヤに惹かれるが――。

「ごめん」というひとことが胸にささる、
おげれつたなかの真夜中生まれの恋の物語!

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